クマ鈴を付けていても効果が無い場合がある

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170529/k10010998981000.html

秋田県で起きた事故。残念ながらクマに襲われた方は亡くなられている。

日頃からクマ対策はしておられて、腰にクマ鈴を2つも付けておられたのに、襲われてしまった。

この事件を知って、すぐに思い出したのが、去年十和田大湯で起こったクマによる大きな事件(閲覧注意)。

http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160617-OYT8T50022.html

この「スーパーK」というクマはもう駆除されている。

(「駆除」などという言い方も、人間の都合で決めた言い回しで、クマ側からすれば、攻撃以外の何物でもないだろう)

このクマの残党がやったのか?。人を襲ったクマは人を餌とみなすという。ヒグマも人の味を覚えたら、また襲うという。ツキノワグマもクマである以上、同じような性質を持っていたとしても、なんら不思議ではない。

しかし気をつけなければならないのは「人を襲った経験のあるクマ」であり、普通に山で植物を主に食べているクマではない、ということだ。

よく出かける薬師岳周辺の有峰湖付近のクマは、人を襲わないという。あれだけ深い山なのに、大きな事故はほとんど起きていない。いや、少なくとも私は聞いたことがない。

これはクマ鈴の効果が高いことを示している。この辺りのクマは、鈴の音を聞けば逃げるのだ。

そしてさらに重要なことは、クマたちのテリトリーを侵していないか、ということである。クマの縄張りに入ってしまえば、それは当然クマも怒るに違いない。

山中でイノシシとカモシカに出くわしたことはある。野生動物は実際の大きさよりも大きく見える。やはり間近で見ると、親近感よりも恐怖を覚えるものだ。野生動物の側も、おそらく同じであろう。

動物と人間は「棲み分ける」必要がある。お互いに自分の領域を主張すれば良い。

そして、もしも相手の領域(テリトリー)に入ってしまった場合は、お互いに命の保証はできない、と考えなければならないだろう。

山においても、登山道は人間の通る場所だと知っているから、動物もあまり接近しない。人間が登って歴史の古い山ほど、この傾向が強いと思う。

しかし、未開発の、藪の中だと事情は大きく違う。そこは野生動物の領域である。

この「棲み分け」がとても重要で、お互いに「不可侵」でなければならない。

 

 

 

 

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カテゴリー: エッセイ, 安全 パーマリンク

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