那須の雪崩事故 安達太良山でも

那須で大きな雪崩事故が発生。高校生の雪上訓練の最中だったという。先ほどのニュースによれば5人が心肺停止、3人の尊い生命が失われてしまったという。

本当に残念だ。登山をするものとして、心より御冥福をお祈り申し上げる。

テレビで確認した限り、疎林の下の、営業していないスキー場で起こった事故のようだ。画面はホワイトアウトに近い吹雪。

こんな時に、木の生えていない急な斜面は危ない。急な降雪は簡単な刺激で表層雪崩を引き起こすからだ。

雪上訓練の何も無い。こんなときは、雪の斜面を歩いてはいけない。

RIMG0014.jpg

この写真を撮ったのは3月。時間は午前10時ごろ。ホワイトアウトのため視界は全く無い。夜のように暗くなった。

今の時期の気象の恐ろしさは、過去に何回か経験した。この時期、気象の急変で、ホワイトアウトになり、雪崩の危険があったにもかかわらず、積雪が増える前に、いちかばちかで下山したことがある。

高校生に雪山でのこんな状況を、経験させることはいい機会だったのかもしれない。しかし、本当に雪崩が発生してしまったら、元も子もない。

「スキー場なら、大丈夫だろう」という、安易な思い込みは無かったか?傾斜30度を超える斜面では、条件が整えばいつでも雪崩が起こるのである。

そこが木の無い、あるいはまばらな林の急な斜面ならば、いつでも発生する可能性がある。

私は引率者を責めるつもりは無い。学生に厳しい状況を経験させよう、と思ってのことだったかもしれないからだ。

しかし、雪崩の猛威は予想をはるかに超えることがあるらしい。

画面を見て、ほんとうに恐ろしいことだと思った。その恐ろしさを再認識し、絶対に降雪時に登ることだけは避けよう、と改めて思った。しかしどれだけ注意していても、起こる時は起こるのである。

それが雪山の恐ろしさだ。

一人でも、助かってくれることを祈っている。

 

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