乗鞍岳好きだ

”位ヶ原まで登って、初めて真正面に、遮るもののない乗鞍岳それ自身に接する。ここからの眺めを、私は日本で最もすぐれた山岳風景の一つに数えている。まずその姿がいい。雄大で、しかも単調ではない。”(『日本百名山』乗鞍岳の項より)

今回登ったのは乗鞍岳の一部だったが、実は乗鞍岳に登るのは、夏冬通して初めてであった。今までは他の山の山頂から、遥か彼方にそびえる姿を拝んだことがあるだけで、いつかは行きたいと思っていたが、なかなか行ける機会がなかった。

実際に登ってみて、深田久弥の名文を借りるまでもなく、その大らかさ、山域の巨大さに圧倒された。この山を好きになってしまったかもしれない。

夏はバスを利用して簡単に山頂に登頂できるが、冬は深い雪と氷が山を覆う。この季節に、もしも行けるならば行きたいと、以前から思っていた。

今回願いが叶い、とても満足だ。今まで登った山の上から撮った写真を載せておく。

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焼岳から

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漆洞山から

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北ノ俣岳から

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西穂独標から

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7月の焼岳から

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金剛堂山から

どこから見ても、よく目立つ山だ。標高が高いので、どこからでも良く見える。

深田久弥が『日本百名山』に載せている長塚節(ながつかたかし)の短歌でしめくくろう。

“うるはしみ、見し乗鞍は、遠くして、一目といえど、ながくほこらむ”

「親しみ愛して見た乗鞍岳は遠く、一目見るだけでも、永遠に誇らしい」

(「二度と忘れることはできない」という解釈もあるが、素直に「誇らしい」と解釈したほうがいいように思う。乗鞍の堂々とした姿は、見たものの心を躍らせてくれるからだ。)

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