どんなきれいなものより

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雪山に行ってきた後は、しばらくどんなものを見ても、美しいと思えないくらいになる。

この世の中で一番美しいものは「何にも無いこと」かもしれない。雪山には雪と、空と、山ぐらいしか無い。木は雪の下、街は遠くに見えるだけ。

人間のうじゃうじゃしたしがらみを離れて、本当に身も心もリフレッシュできる。

「なんにもないこと」が実はこの世で一番美しいのだ。そして価値がある。

どんなに高価なものだって、どんな名誉だって、いらない。いつかもう一度、この場所に来られたらそれで良い。人間の作り出すものなんて、全部つまらないものだ。そんなものに執着して、一生を送る人がいる。そんなものはいずれ無くなるのだ。しかし、この場所の空気は、なくならないような気がする。

なぜ山に登るのか、と聞かれたら「いつかこの場所にくるような気がするから」と答えよう。

 

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どんなきれいなものより への1件のフィードバック

  1. mabuchi より:

    はじめまして。本格的な冬山登山はやったことがありませんが、雪が降ると人工的な物が見えなくなって景色が良くなりますね。

    写真があまりにも見事なので、いつか冬山でこんな景色を見てみたいと思いました。

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