秋山の登山

登山は命がけだ。一歩間違えば簡単に死んでしまう。だから落ちないように、迷わないように、真剣になる。死んだら迷惑がかかる。

登山する人はだれも死のうなんて思っていない。まあ、中には自分の「死」のイメージを忘れてしまって、油断する人もいるが、わざわざ死のうだなんて思う登山者はいないと思う。「死」の危険を察知するアンテナは誰でも張っているが。

岩場で滑落したりする人は、誰も落ちようと思ってなんかいない。

雪崩に遭う人だって、自分は大丈夫だ、と思っている。そうでないと一歩も前に進めないから。

危険に遭えば本能的に死を避ける、それが人間だ。

ところが世の中で普通に暮らしていると、この「死」を避ける感覚がなくなってしまう。本当は道を歩いていたって、何が起こるかわからないのに。

登山は「命の確認」でもある。自分が生きているということを本当に感じられるのは、登山の良いところだよなあ。

危険な状況に置かれた時は本当に真剣にならざるをえない。気を抜けば死ぬので。

こういう「真剣な」登山をする時は、山が険しければ険しいほど良い。

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これから北アルプスは冬の季節に入る。初心者ハイカーの入れる世界ではなくなる。

雪が降れば全く別の世界になる。また別種の危険が待ち受ける。

これは低山でも同じで、雪が降れは難易度が増す。

今の時期、紅葉が美しく、気温もあまり極端でない。

十分な装備をして行けば、秋の山は四季の中で一番美しい。

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