剱岳 大自然の息吹に感動した!

早月尾根からの剱岳チャレンジ。結局山頂には到達できなかったが、非常に良かった。例えてみるならば山の濃厚な部分を凝縮したような、素晴らしさがあった。

ここを単独で歩く感動は、他では味わえないと思った。剱岳は日本一厳しい山だとは言うが、同時に「日本一素晴らしい山」でもあった。

山に虫がいないはずはない。また、険しくないはずもない。鎖が、どこにでもあるはずがない。暑くないはずもない。

そういう「苦しみ」が、身に染みる。そういう中を、一歩一歩歩く。いままでの怠惰、甘え、認識の甘さをそぎ落としていくような、険しい道のり。どこまでも、どこまでも続く急登。

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2400m位から、背後に白馬岳を望む

朝3時に馬場島に到着する。当然真っ暗闇である。たった一人、重いザックを背負い、熊鈴を鳴らし、ヘッデンを灯し、登山道に入る。

恐怖心は不思議と無い。数多くの遭難死者が毎年出ている山だ。しかし、怖くない。山に散った多くの魂たちが、出発を後押ししてくれたかのようだった。

朝の山は、日中の暑さは無いはずだった。しかしこの日は台風の影響で朝から30℃。南から熱風が北陸地方に流れ込んでいた。少し歩いただけで、汗が噴き出す。急登が始まると間もなく汗だくになった。

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険しい小窓尾根

早月小屋に着くまでにも、たくさんの急な場所が連続した。木を1mほどもよじ登ったり、大きな一枚岩を登ったり…

数かぎりないほどの難所。登山のいろいろな要素が総決算されたような、魅力的な道のりだ。

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早月小屋から、医王山。その向こうに加賀平野まで望む

早月小屋に至ると、富山平野が一望できる素晴らしい景観。すばらしく高いところにいるのが実感出来る。ここで一晩過ごすのも、悪く無い。

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カテゴリー: エッセイ, 日記 パーマリンク

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