剱岳 早月小屋 2400m付近まで日帰り

GPSログはこちらを見てください

いつか歩いてみたい、と思っていた剱岳 早月尾根。

その険悪さは有名であり、「日本一の急登」とも言われ、登山者の憧れとなってきた。近くにこんな場所があるのに、今まで行けなかった。

やはり「剱岳」と聞いただけで、身内の者は心配し、「遭難」「滑落」のイメージが先行し、なかなか許可が下りなかったことが原因である。

今回、やっと許可が下りたので無謀にも「日帰り」で挑戦して見ることにした。

これは大きな誤算であった。愚かにもアタックザックを置いてきてしまう、というミスを犯した。しかも、このコースが標高が低いところからのスタートで猛暑であり、様々な昆虫の襲撃に遭うということも、あまり意識していなかった。

このコースは、山慣れした熟練者の来るところである。

コースの入り口には有名な「試練と憧れ」「剱岳の諭」がある。これを身にしみて実感した山行であった。

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去年「中山」に登った時に撮影した有名な「試練と憧れ」。とうとうチャレンジする時が来た。Exif_JPEG_PICTURE

この「諭(さとし)」は、すべての登山に通じる大事な教えだ。よく読んでからこの険しい「早月尾根」に入るべきだ。

さて、出発は午前3時15分。暗がりの中を、ヘッドランプを灯して歩き始めた。

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予想以上の急登で、足が完全に疲れ、バテバテになって、早月小屋に着いた。時間は7時頃。3時間45分かかった。しかしペースが早すぎたために、クタクタになってしまう。

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早月小屋のご主人と会話する。「今の時間からなら、行けるよ」と言われたが、猛暑と虫の攻撃、足の疲れで完全にばてていたので、少し上部に行って下山することにした。

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早月小屋からの剱岳山頂。「え、あんなに距離があるのか」と思った。写真ではわからないが、見上げるような高さ、威圧感。まさに「なんじゃあ、こりゃ」という印象。

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雨も降り出したようで、美しい虹がかかってきた。

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早月小屋。ご主人が「今日はヘリの荷揚げがあるよ」と言っておられた。

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さて、クタクタだったが、小屋の上部へ出発。

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毛勝山と同じぐらいの標高まで、上がってきた。

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道はだんだん危険になってきた。足がだんだん言うことを聞かなくなる。雨も降り出し、岩が滑るようになってきた。

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撤退地点。この岩に疲れた足が乗らない。腕でよじ登るか?斜度は20度位。しかし横は断崖絶壁で、落ちれば即死。登るにつれて険しくなって来るので、ここら辺で撤退したほうが良いと判断。また来れば良い。

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いちおう、この周辺までは来たということで…

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険しい岩尾根を下山中

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小屋に近づくと、美しい虹がかかっていた。

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振り返って、山頂部。

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劔の北方稜線には「猫岩」。ほんとうににゃんこみたいだ!

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じつに険しい。クライマーたちはこんなところをクライミングする

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小窓尾根

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さらば、また来るよ

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いい場所に小屋がある。

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立山

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雪渓通過もあるが、アイゼンは必要なし。

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すこし歩けば、高度がものすごく下がるので、気温が急に上昇する。

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毛勝三山も、もう目線の上だ

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猫岩は、人によっては「トトロ」ともいうらしい。私には鬼にしか見えなかった(笑)

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1900mの三角点まで降りてきた。虫の攻撃、暑さが激しくなってきた。足の痛さは限界に。

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富山湾

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横に大日岳

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この杉の巨木が見えると、登山口は2kmほどだ。暑さでもうろうとし、虫の攻撃も、慣れてきた。それよりも足が考えられないほど痛くなってきた。荷物を全部放り出してやりたくなった。下りには5時間以上の時間がかかった。

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